プロフィール

ASA MORI  Pianist -  Alexander Technique Teacher

森 朝 ピアニスト / アレクサンダー・テクニーク指導者

 1981年 生まれ。桐朋学園大学附属 子どものための音楽教室、桐朋女子高等学校音楽科にて学び、同高校卒業演奏会に出演。桐朋学園大学に進み、2002年に渡独。

ドイツ国立ケルン音楽大学を首席で卒業後、同大学院に進み、ドイツ国家演奏家資格を取得。在学中より、オランダのアレクサンダー・テクニーク教師養成機関(STAT提携)にて研鑽を積み、国際指導資格を取得。 


日本クラシック音楽コンクール、名古屋国際音楽コンクール、アマデーオ国際ピアノコンクールなどで入賞。ドイツのRheinland-Pfalz州立音楽財団「Villa Musica」並びに「Yehudi Menuhin Live Music Now」より選抜され、定期的に演奏会を行う。アマデーオ・フェスティヴァル(オランダ)、ルール・ピアノフェスティヴァル(ドイツ)などに出演。クラウス・トゥーネマン、トーマス・デメンガ、クリスチャン・アルテンブルガーをはじめ、バイロイト祝祭管弦楽団、ケルンWDR交響楽団などの首席奏者と共演のほか、N響首席奏者による演奏会「藤森亮一と仲間たち」に出演。BBC(イギリス)、ラジオ・フランスをはじめ、ドイツ、チェコ、ルクセンブルク等で公共ラジオに出演。ヴェルナー・フォン・シュニッツラー(ヴァイオリン)、森 フォン・シュニッツラー 愛喜(チェロ)と共に森トリオを結成。2018年にドイツのヘンスラー・レーベルよりリリースされたCDは、「森トリオの繊細で明朗かつ魅惑的で忘れがたい音楽は、『E.アックス/ヤンウク・キム/ヨーヨー・マによるトリオ』『ボザール・トリオ』『スーク・トリオ』と並ぶ、一流の座を手に入れた。(ResMusica)」と評されるなど、パリやロンドンをはじめとするヨーロッパの音楽専門メディアで高い評価を得ている。


現在、ケルンを拠点にヨーロッパ各地で演奏活動を行うドイツ・アレクサンダー・テクニーク指導者協会認定教師。ドイツにて、同テクニーク指導者を対象としたセミナーやプロオーケストラ団員のためのレッスンを行うほか、講習会「ケルン国際音楽フォーラム」を主催。

日本では講座ならびに音楽家のためのアレクサンダー・テクニーク&演奏解釈マスタークラスを定期的に行い、演奏に役立つ身体と聴覚の連携した使い方を指導。ヤマハミュージックエンタテインメントより依頼を受け、2019年、書籍「ピアニストのためのアレクサンダー・テクニーク」を出版。現在まで重版され続け、2023年末には、韓国のUX REVIEW社より、同著の翻訳版が出版される予定。


これまでに ピアノを杉浦日出夫、小森谷泉、パーヴェル・ギリロフの各氏に、室内楽をカリーナ・ゲオルギアン、ラルフ・マノ、フランス・ヘルマーソン、アントニー・スピリの各氏に、アレクサンダーテクニークをフランシス・カルティー、ナデャ・ケヴァン、ロン・マードックの各氏に師事。